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Ownership desire 6

 

 

 

ドアの閉まる音でエドワードは意識を現に戻した。

「何考えてんだっ、アイツ……っう」

ロイの態度にエドワードは憤慨しながらも、蕾から新たに流れ出た液体に眉を寄せる。

そして出て行く前に言ったロイの『掻き出す』という言葉にエドワードは唇を噛み締める。

「冗談じゃねぇ」

(そんな屈辱的な行為をアノ男にやって貰うなんて…死んでもゴメンだ)

エドワード意を決し、肩に掛かったシャツを羽織る。

シャツはロイの物で、当然エドワードには大きかった。

だが、今回にばかりエドワードは助かったと思う。長いシャツの裾のお陰で、例え濡れても捲れば誤魔化しがきくのだから。

エドワードはベッドに腰を下ろし、両脚を左右に開くと奥に息づく蕾を左手でそっと触れる。

「ッツ」

指先を軽く蕾の中に入れようとした途端、痛みがエドワードを襲う。

蕾はロイに犯された時に傷がついたらしく、ジンジンとした痛みにエドワードは眉を寄せる。だが、自分ならまだしもロイに同じ行為をやられるよりマシだと思いエドワードは痛みに耐え、何とか人差し指の第一関節まで指を入れる。

「うぅ…」

自分の中のあまりの熱さと指を入れた時の隙間で漏れる精液の感覚にエドワードは気が遠くなる。

だが、ここで止める訳にはいかないエドワードは、更に指を奥に潜りこませる。蕾の下には右手の余った裾が敷かれ、シャツはどんどんと染みを作る。

ようやく根元まで指を入れ、エドワードは小さく息を吐いた。

「随分と扇情的な姿だな、エドワード」

いきなり目の前から声がしてエドワードは顔を上げると、自分を見下ろすロイがいた。

エドワードは指を引き抜き、両脚を閉じて真っ赤になりながらロイを睨む。

「アンタいつから……」

「ついさっきだよ。扉の音が聞こえない程熱中していたみたいだね」

ロイはスープの乗ったトレイをベッドの脇にあるテーブルに置くと、エドワードの隣に腰掛ける。

「お陰で良いモノが見れそうだ」

ロイは両脚を組むと、エドワードの顎を右手で掴むと強引に自分の方に向ける。

「初めてだから私が掻き出してやろうと思ったが…その必要はなさそうなので、自分で掻き出してごらん」

「え…」

ロイはエドワードの脇の下に両手を入れると、そのまま身体を自分の方に向ける。

「私の前で脚を開いて、中に放った精液を掻き出して見せろと言っているんだ」

ロイは口の端を吊り上げながら、エドワードの膝に手をかけ両脚をガバッと左右に広げる。

「ヤダ…ヤメロ…っ」

全てが丸見えの格好にエドワードはロイの手を離そうと両手を伸ばすが、機械鎧の右手は逆に掴まれ、逆に自分の膝を押さえる形にされる。そして生身の右手も手首を掴まれ先程まで指を入れていた蕾に無理矢理移動させられる。

「ほら…さっきまで指を飲み込んでいたんだ。今更できないなんて事は無いだろう?」

エドワードの指先が蕾の入り口に触れる。蕾がかすかにヒクンとひくつくのがわかった。

「んっ…」

「エドワード」

猫撫で声でロイはエドワードの名を呼ぶ。

だが、掴んでいる手はエドワードから離れる事なくロイは器用に自分の指をエドワードの蕾の中にツプリ…と指を入れる。

「うぁぁ…」

「指が入れやすい様に手伝ってやろう」

ニィっと口元を歪めて楽しげに言うロイの姿にエドワードは怯える。

目の前いる男の考えがエドワードには全く理解できなかった。

「なんで…こんな事…」

エドワードは思わず呟く。

それは、疑問に思った事。

どうしてこの男は自分なんかを抱くのか。

抱く相手なんて不自由しないのに、自分の様な子供で、それも男を抱くのか。

「さぁ?何故だろうな」

だが、ロイの返答はエドワードを更に困らせた。

答えを返す人物からも、疑問の返答を受け取りエドワードは訝しむ。

「それは答えじゃ…っ、んぁぁ…っ」

ロイに反論をしようとしたが中に入れた指を上下に動かす様に手を動かされ、エドワードは少し艶を含んだ声を上げる。

「気持ちが良い?」

思わず甘い声を上げたエドワードにロイは意地悪く問う。

「…んなこと無いっ」

エドワードは顔を紅潮させながらロイを睨む。

ロイはエドワードの手をギュッと握り更に手の動きを、今度はゆっくりと根元まで挿れては指先ギリギリまで出す動きを繰り返す。

「あっ…もっ、…やぁっ……」

「ほら、エドワード掻き出す作業が疎かになっているぞ」

ロイはクスクスと楽しげに笑いながらエドワードの手を掴みながら言う。

「指を真っ直ぐのままじゃ、ただ抜き差ししているだけだろう?ちゃんと指を曲げないと」

―――それとも、このまま私のを中に残していたいのかい?

耳元に吐息で囁くロイの台詞にエドワードは思わず、先程までの行為を思い出し耳まで真っ赤に染める。

ロイは赤く染まった耳をペロリと舌で舐め上げる。

「ひゃっ…」

ふいに訪れた生暖かい感触にエドワードは肩を揺らし声を上げるのと同時に、下肢にも力が入ったのが、内部がキュと一瞬収縮した。

「ふぁ…ぁ」

ロイはエドワードの手を握りながら、内部の反応に気付くが、小さく口元を歪ませる。

「感じた?」

「誰がっ、こんなので…」

エドワードは顔を赤らめたまま、指を内部で鉤形にし、少しずつ内部に残された残滓を外に出す事に集中する。

「ならもう一本、そうだな中指も入れて二本の指で掻き出すんだ」

「…なっ!」

「嫌なら私が掻き出してあげよう。元々そうするともりだったからな。…それにもっと気持ちよくしてやろう」

ロイの台詞にエドワードは眉を寄せながら、中指も中に入れる。

「くぅっ…」

流石に指1本よりも圧迫感が広がるが、ロイに触られてまたおかしな事をされるよりはマシだと思いながらエドワードは二本の指を根元まで埋めると、今まで手を握っていたロイの手が外れ、エドワードの膝の裏に手を置き左右に大きく開脚させる。

「エドワードがきちんと後処理がきちんとできているか良く見ないとね」

「この、変態っ…」

エドワードは精一杯の悪態を吐く。

「そういう口の利き方もちゃんと躾て直さないとな」

呟いたロイの台詞を聞き、エドワードの中に恐怖が襲う。

情事の時のロイはエドワードにとってのただの恐怖の対象でしかなかった。今も懸命に悪態をついているが、エドワードの内心はロイが怖くてしかたなかった。

だから、抵抗らしい抵抗もできない。

怒らせたらどんな事をされるのか、エドワードには計り知れなかった。

 

「手を動かしなさい」

 

低い声が頭上で聞こえエドワードはハッと我にかえる。

「いつまでそのままでいるつもりかね」

ロイの数段低くなった声にエドワードはヒヤリとした汗が流れた気がした。

「早くしろ」

完全な命令口調で、今度こそエドワードは畏怖を感じそろそろと指を動かし始めるのだった。

「良い子だ。君は全て私のモノになった事を忘れるな」

エドワードはコクコクと首をただ縦に振るしかできなかった。

自分の全てと交換し、賢者の石と大切な弟を守る事以外他に道は無かったのだ。






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