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これから起きることは正直考えたくない。 あまりというか、俺にとっては全く良いことではないから。 でも俺は抵抗はしない…いや、できないんだ。 本当は今すぐにでもここから逃げだしたいのに、躰が動いてくれない。 それに例え反抗しても自分とって良い事は何も無い。 あるのは苦しみと痛みだけ。 どうしたら俺は楽になれるのかなー。 “自由になりたい”というより“楽になりたい”んだ。
寝室に入るなり水都が空の躰をベットに組み伏せる。 水都のベットは一人で寝るには多きすぎるクィーンサイズのベットだ。 「今日は随分と大人しいな」 水都は黙ってベットの上に躰を預けている空を見ながら言う。 「別に…逆らっても良いことないしな」 水都の瞳から逃れるように天井の明かりを見ながら空は言う。 (逆らったってこいつの楽しみが増えるだけ。俺の苦しみも増えるだけ…何も良い事はないんだ。だったらこのまま服を脱がされて飽きるまで抱かれた方が楽…) 空そう自分に言い聞かせてニヤリと挑戦的に水都を見る。 「…つまらんな」 空の両手首を掴むと水都が顔を近づける。知らずのうちに空の鼓動が早くなる。 「…っツ!!」 水都の顔がそのまま空の耳元の方に移ると首筋をペロリと舐める。 空は思わず声を出してしまうが、次の瞬間その声は悲鳴へと変わる。 「ヒッ…ッ…!」 水都が首のそれも脈の部分に思いきり噛みついたのだった。 空は痛みで一瞬呼吸が詰まりゴホゴホと噎(む)せ返る。 だが水都は咳き込んだ空の首から唇を離す事はなくそのまま強く吸い上げる。 「ヒッ……ァ!!」 痛みで空の目からポロポロと涙があふれ出してきてシーツを濡らしていく。 このまま喉を噛み切られそうになる恐怖感が空を襲い全身が小さくカタカタと震える。 いつの間にか水都の手は空の服を脱がし初めていたが空の体勢はそのままだった。 先程の行為が空の恐怖心を煽ったのだ。 水都は空の制服のシャツの捲り上げながら首筋や鎖骨。胸ののあちこちに所有印をちらばせていく 噛みつかれた首筋にはクッキリと歯形とその残り、吸われた所は赤く鬱血している。上半身はあっという間に赤い花びらで飾られていった。 「相変わらず着替えの時は教室外なのか?」 水都が空の躰を眺めながら言う。 「…だって…こんな姿見せられるワケねーだろっ」 空は水都を睨みながら言う。 今の空の躰はあちこちに印がついている。 水都はいつももう少しで跡が薄くなる直前に新しい跡を付けていく。 「私は別にかまわないが…まぁこの姿を見て他の奴に犯られなければな」 水都は言いながら、空の右の胸の突起に軽く歯を立てる。 「んぅ…っ」 その刺激で空は背中を仰け反らせた。 「そういえば、仕置きをするんだったな」 水都が思いだしたように空の胸から顔を離す。 「今日はどんなのがいいかお前の口から言ってみろ」 水都は空の顎に手をかけて自分の方を見るように仕向ける。 「………」 空は答えない。いや、答えられなかった。 今までのもどれもこれも空にとっては苦痛で二度と体験したくないものだった。 「どうした?なら今日も私の好きなようにさせて貰うぞ」 ククク…と水都が目を細めながら空を見て笑う。 「…っつ」 空はじっと耐えるかのように両目をギュっと瞑る。 「手始めに、服を全部脱いでもらわんとな」 水都は態とらしく空の躰から離れると寝室にもセットしてある仕事机から椅子だけを引くと椅子に躰を預ける。 一人ベットの上に取り残された空はのんびりとだが、起きあがると椅子に座っている水都と目が合った。 「どうした?早くしろ」 「……っ」 空は両手でギュッと制服の上着を掴むと無造作にベットの放り投げる。捲し上げられたシャツも戸惑いながら脱ぎ捨てると水都の視線を感じた。 「全部だ」 その一言で空の躰が震えた。 いつもなら無理矢理でも水都から脱がしていたのに今日にかぎって空が自分から脱ぐのだ。これでは自分から水都に抱いて貰いたいと思っているように見える。 空は羞恥で震えるが、水都はそんな空の反応を面白そうに眺めている。空の羞恥や苦悶の表情が水都の嗜虐心を更に煽る。 空は水都から視線を逸らすように首を下に下に向けながらカチャカチャとベルトを外す。 「羽柴」 水都が小さく呼ぶ。 空ははじかれたように顔を上げる。 「ベットに立て」 水都の抑揚のない声が室内に響く。 空は無意識の内にベットの上に立ち上がる。 「折角だから私も楽しまないとな」 瞬間空の顔が真っ赤に染まる。 水都の言ってることが空にはハッキリとわかった。 「どうした?早くしろ」 水都は肘掛けに右膝を載せて見物を決め込む。 空にはもう選択がなかった。 逆らえばこれ以上酷い事をされるのは目に見えている。 「…クッ」 意を決した様に空はベルトに手をかける。手が震えている為上手く外せない。何とかベルトを外すと、今度はズボンのボタンに手をかける。 そしてジッパーを降ろそうとした瞬間、水都に呼ばれる。 「こっちを見てもらおうか。その方が楽しいしな」 水都の台詞に空の顔は今度は青ざめる。 頭の中では水都の台詞がエコーのように何度も頭に響き渡る。 「…や…だぁ…」 あまりの内容の台詞に空は思わず否定する。只でさえ今ストリップをしている最中なのだ。それだけでも恥ずかしいのに水都の顔を見ながら脱ぐなんて空には耐えられなかった。 涙目になりながら空は足下を見る。 「空、早くしろ」 水都が名前を呼ぶ。 こういう時に水都が名前を呼ぶときはもう逆らうことが許されない証でもある。 端から見ても分かる位に空の肩がビクンと跳ね上がる。 そして顔を上げて水都を見ると顔を背けるのを必死になって堪えながら水都の前でズボンと下着を一気に引き下ろした。水都に見られて…しかも自分も相手の顔を見ながら服を脱ぐ行為は空には耐えきれない事だった。だが必死に我慢して靴下を脱ぎ捨てると、限界とばかりに水都から顔を背ける。 水都は脱いでいる空の顔から全身にかけて見ていたのだ。空の躰は自然に震えるえていた。寒さや恐怖で震えるのとは違う意味で…。 一方水都はそんな空を楽しそうに見ている。そしておもむろに椅子から立ち上がるとそのまま空のいるベットまで歩いていく。 (今日も楽しい時間になりそうだ) 心の中で笑いを必死に堪えて水都は空の元に着く。水都にとって空をかまうこの時間が何よりの楽しみなのだ。やっと手に入れた人物を自分の色に染め上げていくこの瞬間が。 「誰が顔を背けて良いと命令した?」 淡々と感情のこもらない声音で水都は空の顎を無理矢理引き寄せる。 ちなみにベットの高さのお陰で今の空の身長は少しだけ水都より高い位置にある。 元々不安定なベットの上で顎を捕まれた空の躰はバランスを崩し、そのまま水都にもたれ掛かる。 「!!」 空は慌てて躰を離そうとした瞬間、水都によってベットの上に仰向けにさせられた。 「やっぱりな」 水都は空は仰向けにさせると躰を眺めながらクスクスと笑った。 「見られても感じるようになったか」 水都がドコを差して言っているのか空は直ぐ分かった。 空の股間はまだ触られていないにもかかわらず軽く勃ち上がっていたのだった。 「脱ぎ終わった後両手で隠していたのはこういう事か?」 「ちがっ…」 「ならコレはどういう事だ」 水都はオモチャを見つけた子供の様に楽しそうな口調で空を追いつめる。 「ん?さっきより勃ち上がってきたぞ。放課後にも出したのに淫乱だな」 水都が空の陰茎を下から上に指で撫でる。 「…ぅぅ」 その瞬間空の陰茎は完全に勃ち上がった。水都は今度は空の陰嚢に手をかけるとそのまま軽く揉んでやると、空の先端からは先走りの液がにじみ出てきた。 「あ、…っぁ…」 空は無意識にシーツを両手で握りしめる。 「これだけで先端から漏れてきたぞ。随分と卑らしい躰になったな」 水都は片手で空の性器をあちこち触りながら空の反応を楽しんでいる。 その間も空の口からは掠れた声が口から出てくる。 「脱ぐのを見られただけでこんなになるなら体育の授業は欠席させた方がいいな」 空は水都の台詞にブンブンと首を横にする。 「ちがっ…授業の時はっ…ない…っ」 空は涙目になりながら水都を見る。 「まぁいいだろう」 水都の許しに空は安堵する。 「それじゃぁ自分でやってみろ」 水都は思いついたように言うと、空を起強制的に起きあがらせると、空の両手をそのまま自身の性器に握らせる。 「見ていてやるから…私がいない時はやっているんだろう」 空は躰を強張らせる。 「やっていたのか」 その台詞に空は水都がカマをかけた事に気付いたが水都は薄く笑い空の頭をペットにするかのようにくしゃくしゃと撫でるだけだった。 「最後まで見ていてやろう」 水都は空頬を下から撫で上げるとベットの上に腰掛け足を組む。 「両足を開け。私に全部見えるようにな」 「…ぁ……」 だが空は両脚を中々開けずにいると、水都が無理矢理思いきり脚を左右に開かせる。 「イ…ッッ」 思いきり開かれて空は痛みで閉じようとするが水都が腿の内側をパシッと叩く。 「躾直しが必要みたいだな」 先程とは違う、冷徹な瞳が空の瞳を射る。 支配者の目に空はその場で硬直してしまう。 「私の命令には?」 口調も冷え冷えとした完全に支配者のモノになている。空は渇いた唇を開いて掠れた声で声を出す。 「聞こえないのだが?」 「めい…れ、には…ふく…じゅ…っ…ふぅ…ぅ」 知らずのうちに空の目から涙が溢れてきていた。 小さな子供のように恐怖で空は涙する。 水都は空のそんな顔を恍惚とした目で見ていた。 「だったら…」 少しだけ穏やかな口調で離すと空は俯いたたまま震える手で勃起している性器に手を添える。既に先走りで濡れているので手の平があっという真に濡れる。 暫く握ったまま空は小さく躰を振るわせていたが、おずおずと手で陰茎を扱き始めた。
空の性器は先程より固くなっていて先走りの液も止まらずに先端から垂れて根の陰嚢の方まで濡らしていた事に水都は気付いていた。 あんなに怯えていたのに空の性器は萎えるどころか更に硬度を増していたことに…。それを見て水都の機嫌はよくなった。いつの間にか自分の手に入れた可愛いペットは自分好みの色に染まっていっているのだから。 「さて、どうするか」 水都は空の痴態を見ながら小さく呟いた。 口元にはハッキリとわかる笑みの形を浮かべて。
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