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結局今日も水都のマンションに空は連れてこられた。

前回来たのが3日前…その時も今と同じで仕置きの為に呼ばれている。

空の頭の中には水都に言われた台詞が何度もエコーしていた。

『仕置きは私のマンションでたっぷりと可愛がってやろう。明日は土曜で学校は2日間休みだしな』

ニヤリと楽しそうに笑う水都とは対象的に空は恐怖で落ち着かなかった。

しかし表情はあくまで冷静さを保っていた。空にはそれが残された小さなプライドだったから。

「入れ」

いつの間にか駐車場からエレベーターに乗って水都の部屋の前まで来ていた。ここはどおいう訳だが近所の人を見たことがない。朝も夕方、夜も人の気配がこの建物から感じられないのだ。だがそれを水都に言っても多分自分にとって良い答えが返ってこない…そんな予感がした。

「どうした?何なら今日はココで始めるか?」

一向に動こうとしない空の両手首を水都は両手で無理矢理押玄関のドアにさえつける。その途端ドンと鈍い音が静かなマンションの廊下に響き渡る。

「…ぁ………」

空の声が小さく響く。瞳は怯えの色で染まっていた。

揺れる瞳が水都から視線を逸らす。

だが空は気付いていない。それがますます水都を煽っている事に…。

水都は口の端をつり上げると、空の躰をドアから離すと、ヒョイっと自分の肩の上に担ぎ上げる。

「ちょ、…っ!!」

いきなり視界がグラリと変わり空は驚くが水都はドアノブを回してそのまま部屋に入っていく。

空を担ぎながら水都は部屋の一番奥の部屋に迷いもなく進んで行き、ドアの前まで来ると水都は担ぎ上げていた空を廊下の上に立たせる。

「入れ」

玄関の時と同じ口調と台詞で水都は空を見下ろす。

「………」

(逃げたい…)

空の頭の中では今すぐにでもココから立ち去りたかった。

(でも…逃げたらまた…)

立ったまま俯いている空に水都は小さく舌打ちすると、空の耳元に唇を寄せる。

「ーーーっっ」

ギクリと空の躰が硬直する。だが、水都の台詞で今度はカタカタと小さく震えるハメになる。

「仕置きを増やされたいのか?私はそれでも構わないがな…幸い2連休だから多少酷くても問題ないだろう」

「ヤダ…ッ!」

空は前回の『水都のお仕置き』を思い出して顔が青ざめる。

水都の仕置きは毎回本当にツライ…。過去の経験からして全ての仕置きで泣かされていた。

それが2日も休みがあるというのだ。いつもより過酷なモノが考えられる。

ちなみに前回は今日と同じく水都のマンションに連れて来られたのだが、空は逃げようとした。勿論エレベータの所で水都に捕まってしまったが、その時受けた仕置きは空にとっては苦痛以外の何ものでもなかった。

空は翌朝水都によってバイブを入れたまま始業から終業まで授業を受けさせられた。しかもペニスバンド付きでバイブが尿道とアナルに付き入れられたのだった。授業中にバイブが何度も強弱をつけて振動したので空は気がおかしくなりかけたのを未だに覚えている。

救いだったのは長ランを水都が何故か持っていたことと、移動と体育の授業がその日に限って無かった事だ。だが空は一日中自分の席から動けなかった。やっと動けた時は教室には生徒の気配が殆ど無くなった放課後。

そしてその後は教論室で水都に散々抱かれた。

まだ次の日も学校だったので水都にしては手加減したらしいが、空にはもう耐えられなかった。

あの時の光景を鮮明に思いだした空は震える手で自ら寝室のドアを開けて足を踏み出す。

(…もう後戻りは出来ないー……)

絶望の扉を自分から開いたのだからー。

 




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