Drug+Love affair
日曜日の学園は当たり前だが静かである。
「やっぱり日曜の学校って静かだよな〜」
シン…と静まりかえった学園の特別棟の廊下を歩きながら真一朗は1人呟く。
「まぁでもこういう日だから自由に探りいれられるケド」
教師としての水都真一朗として学園に潜入しているが、それでも行動範囲が限られてしまっている。なので休日はこうして探偵の姿で学園に潜入して色々と探ってはいるのだが、毎回の事ながら収集は一つも無かったりする。
(だから今もこうしてるんだけどな)
心の中でぼやきながら真一朗は目的地の前で立ち止まった。
「科学室」と書かれた何の変哲もない教室の前で真一朗は一端深呼吸をする。
そしてドアの前に立つと、ドアに耳を近づけて中に誰もいないかチェックする。
暫く耳を当てているが、物音一つしないので、どうやら今は誰もいないらしい。
真一朗はジャケットのポケットから小さな鍵を取り出す。
実は昨日、帰りにこっそりと科学室の鍵を頂戴してきたのである。
真一朗は鍵穴に鍵を差し込み、慎重に鍵を回す。いくら誰もいないからといっても、地下の科学者達が上の学園にいないとは限らないからだ。
ーカチャ。ガラガラ…
科学室のドアを開けると、独特の薬品の匂いが室内からする。
「やっぱ何回来ても慣れねーよなーココ」
眉間に少し皺を寄せながら真一朗は周りを見渡す。
「取りあえず、いつも通り探すか」
(多分…無いと思うけど万が一って場合もあるしな)
そう自分に言い聞かせて真一朗は薬品棚の方に向かっていく。
そして、こちらも既に入手してある薬品棚の鍵を坑を差し込む。
が、どういう訳だが鍵が回らない。
「何でだ?確か先週まではきちんと開いたハズなんだけどなぁ」
「そうだろうな。だが昨日鍵を変えるまでの話だが」
突然、後から聞こえる声に真一朗の体は硬直する。
声の主は見なくてもわかった。既に見知っている人物、そして今現在自分の敵である張本人その人だった。
「…相沢…」
ぎごちなく振り返り、声の主である相沢の方に体を向ける。
「残念だったな。水都真一朗」
相沢はニヤリと口元を歪めて真一朗を見る。
「鍵が変えてあるって事は、俺に見つかったらヤバイ薬があるってことか」
真一朗も負けずと虚勢を張る。
「さぁどうかな?単に私は自分のテリトリーを荒らされるのは嫌いなだけだ」
相沢は薬品棚に両手を押しつけ真一朗の逃げ道をふさぐ。
「お前が毎週ここに来ている事は大分前から知っていた」
相沢は楽しそうに真一朗の耳元にささやく。
「お前が科学室で色々と調べていたこともな」
「−−−ッ」
クスっと真一朗の耳元に相沢の笑い声が届く。
(何もかもお見通しで今まで放っておいたってワケかよっ)
真一朗は相沢の手の中で今も踊らされ続けている自分に腹が立つ。
だが今はそんな感情的になっている場合でも無かった。
真一朗は直ぐに頭を切り換えて、何とかこの体制から逃れようと頭を回転させる。が、悔しいが自分よりも頭脳の持ち主である相沢は真一朗に隙を見せることはない。
真一朗はキッと相沢を睨みつける。
お互いの瞳がぶつかる。
「……いい目だ」
相沢がニヤリと笑いながら、そのまま真一朗のハイネックの首の部分の所を右手で掴みグイっと引き寄せる。
そして相沢は真一朗を上に持ち上げる。
「…グゥ…ッ」
地面に足がつかない格好に真一朗は足をバタつかせる。
そして喉を押さえられているため潰れるような声しか口からは出なかった。
だが相沢は真一朗から急に手を離した。
ドサッという音と共に真一朗はリノリウムの床に腰を打つ。
「〜ゲホ、ゲホッ…ッテ…」
喉と腰の両方の痛さに真一朗は咳き込みながら腰をさする。
「痛いのか?」
相沢は真一朗を見下ろしながらそう聞いてくる。
「当たり前だろう。考えてわからねーかよ」
(やべぇ…足捻ったかもしんねぇなこれは)
真一朗はズキズキと傷む右足に心の中で密かに焦りを感じていた。だが相沢にバレるわけにもいかないので真一朗は持てる思考をフル回転させて何とかこの場を逃れる方法を必死に考える。ヘタをすればこのまま自分の命が終わるかもしれないと真一朗は真剣に考えていた。
だが、相沢は尻餅をついた真一朗の前に片膝をつけてしゃがんだ。
そして真一朗のハイネックの首もとの部分を右手で掴み、強引に自分の方に引き寄せた。
互いの息が重なる位まで顔を近づけさせられて真一朗は息を飲む。
「そういえば昨日面白い薬が手に入ってな」
相沢が脈絡もなく真一朗に話し始める。だがその表情は酷く楽しそうである。
「お前に検体になってもらおうか」
クスクスと笑いながら相沢は恐ろしい事を口にした。
「安心しろ。別に飲んだからと言って死にはしない。まぁお前にはもう少し生きながらえてもう予定だしな」
空いている左手で真一朗の頬を手の甲でなぞる。
「…冗談じゃねぇ」
暫し呆然としていた真一朗だが我に返り相沢を睨みつける。
「私も冗談ではない」
相沢は薄く笑みを浮かべると、頬に当てていた左手を真一朗の右足首に持っていき、思いきり押しつぶすように力を込めた。
「イッーーーッゥ」
突き上がるような激痛に真一朗は声も出ない。そして無我夢中で相沢の左手を両手で払いのけた。
「そんなに痛かったのか?」
相沢は真一朗の反応に少々驚いたように目を見開く。
「うっせー。てめぇにはカンケーねぇだろっ」
傷む足首を両手でさすりながら真一朗は怒鳴る。
「その通りだ」
相沢は真一朗の前から立ち上がると白衣のポケットから鍵を取り出し鍵穴に差し込む。
カチャ…という音と同時に薬品の扉が開かれる。そして相沢はその中の一つを取り出すと動けない真一朗を見下ろす。
そのまま真一朗の膝の間に躰を割り込ませて相沢は右手で真一朗の首に手を掛ける。そして器用に左手で瓶の蓋を外して真一朗の口に無理矢理薬を流し込む。
だが真一朗は咄嗟に唇を引き結んで薬を拒んだ。
「強情な奴だな」
相沢は少し呆れたように言うと右手を真一朗の首から手を外した。と、ほぼ同時に腹に痛みが生まれた。
相沢が左腕で思いきり真一朗のみぞおちを殴ったのだった。
「がッ…は……」
咄嗟の事で気管に詰まっり微かに真一朗が唇を開いた途端、相沢は真一朗の唇に薬を流し込む。そして吐き出す事を許さず相沢は真一朗の唇を自分の唇で塞ぐ。
相沢はそのまま真一朗の口腔に強引に舌をねじ込み、真一朗の唇を閉ざさないようにする。
「ん…ぅ…」
歯列をなぞられ舌先を甘噛みされると真一朗の背筋がゾクリと粟立つ。
何とか相沢から逃げようと真一朗は両手で相沢を押しのけようとするが思うように躰に力が入らず抵抗という言葉までの反撃ができなくなっていた。
相沢に舌をキツく吸われた瞬間、真一朗はついに喉を鳴らして薬を飲み干した。
飲み干すと同時に相沢が真一朗から離れた。
「今日はまた随分と強情だったな」
「なに…?」
(今日は?なら俺は相沢とどこかで会ったのか?でも俺は知らねぇ…)
真一朗は段々と朦朧としてくる意識の中、懸命に相沢の台詞を意味を考える。
だがそんな事を考えている余裕が直ぐに無くなった。
「まぁそれもまた一興だしな」
相沢はクククッと楽しそうに真一朗を床に押し倒す。
「離せっ……」
真一朗は反抗するが、躰に力が入らない。
「諦めろ。今のお前の体力は小さな子供と同じくらいだからな」
相沢は楽しそうに真一朗の上にのし掛かると、真一朗の頬を手の甲で軽くなぞる。
「ふぁ…っ…」
真一朗は自分の出した声に驚愕する。
「相変わらずイイ声を出す…」
真一朗の反応を満足気見ながら、相沢は真一朗の服を脱がしていく。
「やぁ…っ…」
真一朗は本気で拒むが先程相沢が言った通り、躰に全く力が入らず相沢の成すがままに状態になっていた。
「っっ…ぁ…ぁ」
相沢に躰を触られるたびに真一朗の躰はピクっと魚のように反応し、無意識に漏れる声を押さえようと懸命に唇を噛む。
相沢は真一朗の反応を見ながら、ズボンのベルトに手を掛ける。
「やめ…ッろ…」
真一朗は持てる力を振り絞り状態を上げる。が、右足の激痛でそれはかなわなかった。
「その足の痛みも時期忘れるだろう」
相沢はそう告げると、真一朗の衣服を全て剥ぎ取る。
そして真一朗の躰を俯せにさせる。
「ヤメ…」
相沢に自分から見せるような格好に真一朗は羞恥で顔を赤くする。相沢は真一朗の両膝を立たせてそして白衣のポケットの中から人差し指大の小さな試験管を取り出すと、蓋を開けて真一朗の蕾の中に突き入れた。
「ヒッ!」
突然の異物の進入に真一朗は悲鳴を上げる。そして中に何か流し込まれる感覚に鳥肌を立てる。だが相沢は容赦なく試験管を真一朗の中に押し込む。
「あまり締め付けると中で割れるぞ?」
相沢は試験管を軽く指先で弾きながら忠告する。
「…クゥ…ッ」
弾かれた振動が内部にまで響いて真一朗は声を出す。試験管の中に入っていた青い紫色の液体はどんどんと真一朗の中に入っていき、ついに中の液体は完璧に試験から無くなった。
相沢は空になった試験管を確認すると真一朗の中からゆっくりと取り出す。
「ふぁ…ぁ…」
飲み込め無かった薬が真一朗の蕾から太股の内側に伝い流れでる。
相沢は流れ出る薬を手で掬うと、真一朗の性器に塗りつける。
「あぁぁ…ぁっ」
途端真一朗はガクッと体勢を崩して前のめりになる。
「そろそろ効いてきたみたいだな」
相沢は真一朗の反応を見て笑う。そして真一朗の腕を掴み自分の膝の上に抱き寄せる。
「初めに飲ませたのは躰がおそろしく敏感になる薬だそうだ…どうやらこの薬は成功したみたいだな」
相沢は真一朗の胸元に手を這わせながら、反応を楽しむ。
「意識は正常だがお前はもう私の言うことからは逃げられない」
空の小さな試験管を持ち上げて相沢は言う。
「最高の快楽と屈辱をお前にやろう」
相沢は真一朗の耳の中を舌で犯しながら告げた。
「やぁ…っ」
真一朗は否定するが、呂律の回らなくなった声はもはや甘さを含んでいる以外の何ものでもなかった。
「ここが凄いことになってるな」
既に腹の方まで勃ち上がっている真一朗の性器を見ながら耳元に囁く。
「…っつ」
囁かれただけで真一朗の性器からは先走りの液が滲み出てきた。
その反応に相沢は目を細めると、おもむろに真一朗の性器を手で握り、クチュクチュと音を立てて扱き始める。
「やめ…っ……ぁ…ぁぁぁ」
が、たった数回扱いただけで真一朗は呆気なく精液を放ってしまった。
「随分と早く達ったな」
相沢は手に受け止めた真一朗の精液をペロリと舌で舐める。
「お前のだろう?」
そして濡れた人差し指で真一朗の唇をなぞる。
「ぁ…」
焦点が合わなくなった真一朗の瞳が一瞬揺らぐ。そして唇から赤い舌を出して相沢の指を舐める。
「躰は…覚えているようだな」
真一朗の反応に相沢はどこか嬉しそうに一人呟く。一本の指が舐め終わると、違う指を真一朗は口に含み自分の出したものを舐め取っていく。
「どうだ?意識はきちんとあるのに私の命令や愛撫に忠実になる躰の気分は?」
相沢は真一朗を陥れる台詞を言いながら、空いている左手で真一朗の胸に手を這わせると、と突起の部分を指で挟み込むと、押しつぶしたり引っ張ったりしながら愛撫を加えていく。
「はぅ…ん」
胸の刺激で真一朗の口からは熱い吐息混じりの声が漏れた。
「指と胸だけでまた達きそうだな」
真一朗の口腔に二本の指を突き入れて、胸元にも愛撫を加えながら再び変化した真一朗の性器に目を向ける。
グッショリと濡れた性器は震えて開放を待ちわびていた。
「お前はどうしてもらいたい?」
相沢は今も必死に快感に流されないと必死になっているだろう真一朗に話しかける。
「もう我慢できないんじゃないか?」
そう言って真一朗の尻の間に手を這わせて、蕾の縁を指先でなぞった。
「ひゃぁ…ぁぁ」
途端真一朗の躰がビクッと勢いよく反応する。
「薬でここに私のモノを銜えたくて仕方ない躰にしたからな」
相沢はそう言うと、真一朗の躰を床に押し倒して、両膝を胸につくくらいまで上げさせる。
「自分で持っていろ」
相沢の命令に真一朗は震える両手で自分の足を固定する。
相沢はヒクヒクと銜えるモノを待ちかまえているような動きを見せる蕾を満足気に見ると、ズボンをくつろげ、何の前戯も無しに相沢のモノが突き入れられた。
「あぁぁ…っ」
灼熱のモノ一に気に突き刺されて真一朗の目は見開かれるが、蕾は難な相沢のモノを飲み込んでいく。
「相変わらず誘い込むのが上手いな」
根本まで中に埋め込んだ相沢は真一朗の先端に軽く爪を立てた。
「ヒィ…」
割れ目の部分を押されて真一朗は悲鳴を上げるが、相沢はそのまま腰を打ち付け始めた。
「ちょ…ぁ…あぁ…」
まだ馴染んでない中を無理矢理掻き回されて真一朗の目からは涙が出る。
「お前は酷い方が感じるんだろう?」
相沢はニヤリと口端を吊り上げながら、真一朗の内部を激しく擦り上げる。
「あぁ……ぁ…ぁっ…」
ズチュズチュとした水音が結合部からひっきりなしに聞こえてくる。
そして真一朗の性器の先端からは止めどなく快楽の証が流れ続けていた。
「気持ちいいだろう」
相沢は真一朗の顔を覗き込みながらそう言う。そして真一朗の中の奥のある場所を思いきり先端で擦る。
「ヒャァ…ァァ」
真一朗は高い強制を上げて中にいる相沢を思いきり締め付けた。
「たまらないだろう?ココは」
そういいながら相沢は何度も同じ場所を擦る。その度に真一朗の口からはあられもない強制が漏れ続けた。
何度目かの突き上げと同時に真一朗は二度目の射精にたどり着いた。
そして相沢も真一朗の中に自身の欲望を注ぎこんだ。
明るかった空も今では夕日が沈む時間だった。
散々相沢に犯された蕾は完全に閉じる事はなく、注がれた欲望が今も太股を伝い流れ出ていた。
「コロス…」
薬の効果が切れて躰や意識が完璧に戻った真一朗は相沢を睨みつける。
「お前のその体ではまず無理だろうな」
相沢はクスクスと笑いながら真一朗を見る。
「…ックショー」
相沢の言うとおり腰が立たなくなるまで犯され続けた真一朗は相沢の手で後処理をされたのだった。
「…でも何でお前がそんな事するんだ?」
まさか相沢が自分の始末をするなどとは全く思ってもみなかった真一朗はその事実に驚いた。
「私は何事もきちんとしなければならない性格だからな」
そして真一朗を見る。
「手に入れたいモノはどんな手段を使ってもな」
見るものが怯えるような冷たく鋭い瞳で相沢は真一朗を見る。
「勿論自分のモノは何があっても他人には渡さない」
ククククと喉で笑う相沢に真一朗は背中に嫌な汗をかく。
「…相沢…」
「…真一朗。お前も早く私の元に来い」
「誰がテメーの所なんかなにっ」
真一朗はギッと相沢を睨む。
だが相沢はそんな真一朗を見ると、真一朗の口の中に何かを入れた。
慌てて吐き出そうとする真一朗の顎を取り口付けをして飲み込ませた。
「安心しろ、害は無い。ただの体力が一時的に戻る薬だからな」
相沢は立ち上がり、必死に吐き出そうとしている真一朗を見ながらそう説明をする。
「そんなの…しんよーできねぇ………」
反論している真一朗はドサっと床に倒れた。相沢はその様子を何の表情も無く見下ろし続ける。
「それと…お前は今日の事…私との事も忘れる」
自分に言い聞かせるためのように相沢はそう小さく呟いた。
「また来週が楽しみだ」
フッと笑うと相沢は科学室を出ていった。
毎週起きるこの情事。
だけど真一朗は覚えていない。
薬で全てを忘れさせているから。
そう仕向けたのは自分。
あの強い瞳を自分だけのモノにしたいから。
だからあの瞳をいつまでも失わせない為、今は記憶を消して七海の所に置いている。
だが絶対に自分のモノにする。
アレはもともとは私のモノなのだから。
時期がきたら必ず私が手に入れる。
END
コメント
サイトでは初の相真です!やっと出せた〜でもエロがヌルイ、相沢鬼畜になりきれてないし…真一朗弱すぎ!とまぁダメだし3要素が全部揃った作品です(涙)
相沢さんにはもう少し鬼畜なキャラになってもらう予定でした…が、やっぱり愛に生きる人なので最後はあんな感じに。後処理してるしなぁ(修行します)
そして真一朗…弱いです。ウチは水都が強すぎなので真一朗さんには逆に弱いです(苦笑)私の中では受キャラの地位にいるので真一朗は。
設定としては3頃の話です。そして時期がきたから相沢さんは真一朗さんを確保しにやってきました!それも傷害事件の真っ直中に(笑)というオチを付けて逃げます!