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水都のペットになってから俺の世界は色を無くした。

もう一度色を取り戻したい。

日に日に俺はそう思うようになってきた。

水都をああいう風にしたのは俺の責任だという事はわかっている。俺は水都に償いをしなければいけないという事も…。

だけど、心ははもう限界だった。俺はどうすれば水都から開放されるのだろうと毎日考え込む。そして…俺は決意した。

 

 

 

「もう…アンタの言いなりににはならない」

感情の無い声を作りながら空は目の前で足を組んで自分の方を見ている水都に告げる。

「それはどういう意味だ?」

水都は空の台詞を問いただす。

「言った通りだ。もうアンタのペットはごめんだ!俺はここから出ていく」

空は水都を真っ直ぐ睨みつける。

「…初めからこうすればよかったんだ。俺がいなくなれば全部終わる。アンタも俺から解放できる」

空は渇いた笑い声を上げながら笑みを浮かべる。

「そうか」

だが水都は特に表情も変えずに一言そう言うだけだった。

「で、お前は私をこんな風にして逃げるのか」

水都はネクタイを弛めワイシャツのボタンをあけて、刺された傷を見せる。

「あ…っ」

空は傷を見せられて何も言えなくなる。だが、ここで水都の思うとおりになっては逃げる事は二度とできなくなる事を考え、自分自身落ちつかせる。

「…あぁ。俺はアンタから逃げる」

ニヤリと笑いながら空は真っ直ぐに水都を睨む。

「それにアンタだけじゃない。皆からも俺は逃げる」

(こういっておけば青や七海ちゃん、奏司さん達には手は回らないな)

空が一生懸命考えた結果がこれだった。

自分自身が解放されて、青や七海を相沢から守れるのはこの方法しか思いつかなかったのだ。

空は両の拳をキツク握りしめると、踵を返して教論室のドアに向かう。

そしてドアに手をついた途端、バンっ…と大きな音が室内に響く。

「−−っつ!!」

水都が後から空に覆い被さるように右手でドアを思いきり叩く。

「私がお前を手放すわけないだろう」

空の耳元で水都囁く。

「お前は私の「所有物」だ」

水都は空いている左手で空の髪を一房取り、唇を落とす。

「俺はモノじゃねぇ」

恐怖で震える声と躰を必死に奮い立たせて空は反論する。

水都は無言のまま空の躰を強引に自分の方に向ける。

「躾不足のようだな」

水都は空の顎を掴み上げて、顔を近づける。

そして、空の唇を強引に奪う。

「−−っ!!」

空は咄嗟に唇を強く噛みしめ水都の接吻を拒む。

一向に唇を開かない空に対して水都は空の顎を指先で強く押す。

「…ぁ」

自然と空の唇が少し開くと同時に水都は舌を進入させて空の口内を激しく貪る。奥に引っ込もうとする空の舌を水都は強引に引き出し、痛いくらい強く吸い上げる。

「うん…ぅ」

何度も舌を吸い上げられたり甘噛みされて空の躰からは自然と力が抜けてしまう。

ガクンと、足が崩れると水都が空の腰を支えてその場にしゃがみ込む事だけは免れた。

水都が唇を離すと、お互いの唇に透明な唾液の糸がかかる。

「…ぁ…っ」

空はその光景を目にして顔を赤く染める。

「嫌だと言っていたわりには感じてるのか」

水都はククっと笑いながら空を見下ろす。

「そんな顔をして犯されても強姦にはならないぞ」

快感で頬を赤く染め、潤んだ瞳で自分を見上げる空を見ながら水都は言う。

「なっ…!!」

空は慌てて水都から目線を逸らして、唇を制服の袖で拭う。

「まぁいい。お前が私から逃げようなんてことを二度と思わないように覚え込ませないとな」

「!!」

水都の静かな、だが恐ろしい一言を聞いて空は水都を見ると同時に甘い香りが鼻先に漂うと視界がグラリと歪み空はその場で意識を手放した。

 

 

 

「あ…?」

目が覚めると見慣れない天井が視界いっぱいに入ってきた。

「おれ……」

空はダルイ躰に力を入れて何とか起きあがると、ジャリ…と、いう金属の音がすぐ側で聞こえた。それと同時に自分が一糸纏わない姿だという事に空は気付いた。足首には枷が付き鎖がベットの足に繋がっている。

「何だよ…コレ…」

現状を理解できなくて、空は軽くパニックになると目の前の扉が突然開いた。

「目が覚めたか」

入ってきたのは水都だった。

「…何で」

空は水都をただ見上げる事しかできなかった。

「今日からここがお前の部屋だ」

水都は空に向かって歩いてくると、頬に手を添える。

「飼い主から勝手に離れるペットには鎖が必要だろう?」

水都は空の頬を撫で上げながら当たり前のように告げる。

「俺は…っ」

「どうだ。お前に見せたいものがあったんだ」

空の言葉を遮るように水都はスーツのポケットから取り出したリモコンのボタンを押す。

と、天井からスクリーンが出てきた。

「たまにはお前とビデオでも見るのも悪くないと思ってな」

ニヤリと笑いながら、水都は空の隣に腰掛ける。

「こっちに来い」

水都は空の手を引っ張ると、自分の開いた足の間に空を座らせる。

「お前には最後まで見て貰わないとな」

小さな笑い声と共に水都は耳元でそう囁く。

「?」

空は訝しげに水都を見上げるが、水都はただニヤリと笑みを浮かべるだけだった。

「では鑑賞会といくか」

水都が別のボタンを押すと、スクリーンに映像が出てきた。

 

 

『やぁぁぁぁーやめ…てぇぇ』

悲痛な叫び声が上がりながら何人もの男性に犯される姿が目に入った。

「!!」

空はその光景に呆然とする。

「よく撮れているだろう?」

水都は楽しそうに映されている映像を見る。

『助けてっ、しん…ちろーっ、やだぁ…あぁぁ』

「な…なみ…ちゃ……」

空はその光景に呆然とする。

目の前で何人もの男に犯されているのは、まぎれもなく七海だった。

「な……で…」

あまりの光景に空は躰がガクガクと震える。

「お前が私から離れるという考えを改めるにはこういう方法の方が効果は絶大だからな」

水都は楽しそうに空を見る。

「俺が…原因…」

悲痛な叫び声を上げている七海の姿を空は呆然と見つめる。

(俺が馬鹿な事考えたから七海ちゃんがこんな目に…)

玩具のように男達に犯され続ける七海の痛々しい姿を見ながら空は絶望する。

「お前が私の元から去りたいのなら周りがこうなる事だけ覚えておけ」

「……ぁ…」

空は何も言えず、ただ涙を流す事しかできなかった。

(ごめん…七海ちゃん。俺が、俺のせいでこんな事に…)

空はそれ以上直視できず、顔を背ける。が、水都がに顎を捕まれ強引に見せられる。

「次にまた同じ様な事の場合、今度は他の奴も入ると思え」

水都は残酷な一言を空に告げたのだった。

 

 

 

俺はもう水都から逃げる事はできない。

このままコイツに飼われて俺は生きていくしか道が無い。

他の道は全部崩されたから…。




コメント

ええと、4の指示棒持っていくエンドの後日談の筈です…。こんな感じの話があってもいいかな〜と一人考えこんでました。真一朗の為に何をされても我慢するというのも考えたのですが、結果的にはやっぱり水都から逃げたい空を書きたかったので(汗)そしてちょっとダークな感じで纏めてみました。
七海が可哀想な役所で、七海好きさんに敵扱いされそうですね〜まぁいいや。私教授派ですしv七海や直の幸せよりも教授が幸せになってくれた方が好きです!そうすれば水都も空とラブラブだし、水空・相真人間にはとってもオイシイ環境です!

かなえさん、こんなのですが、よければ貰ってやって下さい。リクエスト有り難うございます。ちなみに煮るなり、ポイ捨てなりの処置はかなえさんにお任せします!