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素朴な疑問

 

 

 

「そういえば、俺さ。こっちに戻ってきて、すげぇビックリしたことが

あんだよなぁ。」

日曜日の、暖かな日差しが降り注ぐ午後。

藤守が七海ちゃんと夕飯の材料を買いに出かけて、二人っきりになると

唐突に兄ちゃんが俺にそう話しかけてきた。

「すげぇビックリしたことって?」

そう俺が返すと、俺の横に座っていた兄ちゃんがいきなりジッと見つめてきて・・・

なっ、なんだよ?////いったい。

「空・・・お前のことに決まってんだろ?」

−・・・っ!

いきなり耳元でそう囁かれて、俺は思いっきり反応しちまった。

耳弱えーんだから、やめてくれよ。しかも、そんな低音で囁かれたりしたら−・・

俺のことってなに?まさか−・・・。

「まさか・・・空が数学講師なんてなぁ〜?兄ちゃん、隣で見ててハラハラしたぜ。」

−って・・・へ?

「なっ!なんだよ!どういう意味だよ。それ!・・・まったく。

兄ちゃんのことだからまた変なこと言い出すのかと思って、焦ったじゃんか。」

そうだよ。んで、またセクハラまがいな・・・・

「−っ・・て、兄ちゃん!どこ触ってんだよ!」

「ん?いや、空君が期待してるみたいだから応えてやろうかと・・・」

「ばっ!期待なんてしてな−・・・」

「期待なんてするわけねーだろ?バーカ!」

ドカッ!!

と俺は兄ちゃんを蹴り倒して・・・−って俺じゃねーよ!

夜っ!いつの間に!?てか勝手に出てくるなっていつも−

『うっせーよ、空。お前が、隙だらけなのがいけねーんだろ?−ったく。

俺以外の奴に・・・しかもよりによって真一朗なんかに触らせやがって。』

触らせたんじゃねぇ!触られたんだ!

『どっちだって同じだろ?』

「−っ・・・空?・・・じゃねぇよな?夜か?」

「ご名答。さっきから黙って見てりゃ空にセクハラまがいなことばっかしやがって。

こんな奴に憧れて、必死こいて探偵やら数学教師やらになりたがる空の気がしれねぇよ。」

「え?空、俺に憧れて数学教師になろうと思ったのか?・・・すげぇ嬉しいけど・・

無茶するなぁ。お前高校の時、数学の成績ムチャクチャ悪かったのに。」

うっ!な、なんだよ!もっと喜んでくれるかと思ったのに。

それに憧れも確かにあるけど、普通に講義を受けて単位を取るよりもいいんじゃねぇかと思ったんだ。

いろいろと肌で感じることによっていい経験にもなるし。それが、いつか役に立つことだってあるかも

しんねーんだしさ・・・・。もちろん、教員免許だって取る気満々だし。俺だって成長してんだからなっ!

俺が、気合も十分にマジメに語って(?)んのに夜はくすくす笑って−・・・

『ったく。お子様!俺の空は、いくつになっても可愛いよな。そういうとこ好きだぜ?』

−っ!なっ!今の話のどこが可愛いんだよっ!?そ、それに俺はお子様じゃねぇっ!!

だが夜は、俺の抗議を無視して兄ちゃんの話に加わる。

「そうそう。毎学期、”また数学「2」だった〜”って通知表見ながら

落ち込んでた空が、大学で数学専攻してるんだもんな。ほんっと、すげぇよ。」

よ、夜まで俺のことバカにするのかよ!

『アホ。そんだけ空が、頑張ったってことだろ?・・・よく頑張ったな。

お前は、俺なんだから出来ねーことはねぇんだよ。』

夜−・・・。

「空、七海に勉強教えてもらったんだって?ななは、昔から成績が良かった

しな。でも・・・あいつ結構スパルタだっただろ?」

「まあ・・・な。今日中にこの問題解けなかったら夕飯抜き!とか言われてたもんな?空。」

−・・・なんか兄ちゃんと夜が、こんな仲良く(?)話してるなんてちょっと驚きかも。

いつもならすぐに、バトルになんのに。でも・・・夜は、兄ちゃんがベースになってるんだし

もともと気は合うのかも。兄弟・・・というより双子みたいな感じなのかな。

そんなことを考えていると、夜の感情が瞬く間に不機嫌モードになっていくのが分かった。

やべっ!俺なんか・・・地雷踏んじまった?

「ま、でもあんたより数倍、解りやすかったのは確かだな。それに、俺も空にはいろいろと

教えてやったし?手取り足取り・・・いろいろと♪」

ばっ!よ、夜!何言って−・・・

『事実だろ?俺もお前に勉強教えてやってたんだし?』

そうだけど。でもあの言い方じゃ−・・・

俺が反論しようとしても、夜はなおも続けて兄ちゃんに攻撃を仕掛ける。

「半泣きで、問題解いてる空がまためちゃくちゃ可愛いんだぜ。ま、その後しっかり教えた

報酬ももらったしな。やっぱ空は、俺に抱かれてるときが一番いい顔を−・・・」

「うわあぁぁぁぁぁぁ!!それ以上、言うな!夜!!」

気がついたら、俺は表に出てそう叫んでいた。

『ちっ!油断したか?これからが、面白くなるところだったのによ。』

面白くねぇっっ!兄ちゃんになんてこと言ってんだ!

『はいはい。俺は、疲れたからもう寝る。・・・でも、一つだけ言わせろ。』

なっ、なんだよ?

『今度、俺以外のやつに・・・ましてや真一朗や水都にその身体、触らせたりしたら・・・

分かってんな?』

分かってんな・・・って、ま、まさか・・・。

『決まってんだろ?お・し・お・き♪』

そういうと、夜は意識の奥に消えていた。ま、まじかよっ!冗談じゃ−・・・

「・・・羽柴。」

気がつくと、しばらく黙っていた兄ちゃんが顔を上げて・・・って・・

あ、あれ?なんか雰囲気がいつもと違うような−それに今、”羽柴”って言わなかったか?

俺の背筋に冷たい汗が流れる。や、やな予感−・・・・。

すると兄ちゃんは、立ち上がるとポケットから指示棒を取り出し・・・って、やっぱ水都!?

なんで持ち歩いてんだよ!んなもんっ!

俺が、指示棒にビクついていると水都は、にやりと笑って指示棒を伸ばし

俺の喉もとにあてる。

「これはな。お前のように躾のなっていない犬をお仕置きするために持っているんだ。」

やべぇ。なんかいつにも増して怖い。くっそ〜。夜のやつ。煽るだけあおって逃げやがって。

「さて・・・。私の授業は、そんなに解りづらかったのか?毎学期『2』をとるほどに。ん?」

「っ!『2』って言うなっ!あの頃は、本当に苦手だったんだからしょうがないだろ!?」

しかも毎回毎回、水都に「説教」と称して数学教論室に呼び出されては・・・あ、あんなこと

されるんだぜ?よけいに嫌いにもなるだろっ!

「でも、私に憧れて数学教師になろうと思ったのだろう?・・・くくくっ。可愛いやつだ。」

「ちがっ!俺は、水都じゃなくて兄ちゃ・・・うわっ!」

俺はそのまま押し倒されて、あっという間に手首を頭の上で拘束される。

や、やばい!このままじゃ・・・

「夜にお礼として抱かせたんだろう?だったら私など十分にお前を抱く権利はあると思うが?」

水都はシャツをたくし上げると、俺のをなで上げながら胸の突起に唇を落とし舐め上げる。

「ちっ!ちが・・んっぁふ・・や、やめ・・」

だ、誰か助けてくれ〜!!!

その時、いきなりリビングの扉がガチャっと開き−・・・

「し・ん・い・ち・ろぅっ〜〜!!!」

起き上がってみると、七海ちゃんが兄ちゃんを今にも殴りそうな形相で立っていた。

「げっ!七海っ!?いつのまに帰って・・・ぐあっ!」

いつのまにか戻った兄ちゃんを七海ちゃんは、首を締めんばかりに襟首を引っ張り上げ

俺から引き離すと、俺と藤守ににっこりと笑って・・・・

「これから真一朗に大事な話があるから、二人ともここでゆっくりしてて下さい。」

そういうと二人して奥の部屋に消えて行ったかと思うや否や・・・兄ちゃんの

断末魔が聞こえてきたのはいうまでもない。

と、とりあえず助かった・・・と安心しきっていたのがいけなかった。

「羽柴ってば、まだお兄ちゃん・・・水都先生に・・・。」

藤守が俯きながら呟く。

「ふ、藤守?あの・・・これは、その・・・うわっっ!」

俺は、そのままソファに再度押し倒されてしまった・・・・藤守に。

「え、え〜っと・・・直くん?」

俺が、半ば引きつりながらも笑顔で呼ぶと藤守もそれに応えるかのようににっこり笑って−

「くーちゃん?浮気はダメだって・・・言ったよね?」

「ま、まてっ!あれは、浮気じゃなくて・・・っあ!」

いきなり下半身を撫でられて、息が詰まる。

「これは、もう一度体に教え込まなくちゃね?くーちゃんは、誰のものなのか。」

藤守は、嬉しそうに俺の服を乱していく。ま、また俺が抱かれる側になんのかよっ!

『ったく・・・。忠告したそばから触られやがって。』

あー!夜!いつから起きてたんだよっ!ってかお前、ずっと見てたんだろ!?

『あー?知らねぇなぁ。とりあえず・・・後で2倍におしおきしてやっから楽しみにしてろ。』

なっ!なんで2倍っ・・・

『なんでって・・・今、直にも触らせてんじゃん。当然だろ?

まぁ、自己防衛もできないようじゃやっぱりまだまだってことだな。空。』

 

 

−っ!・・・ど、どいつもこいつも、いいかげんにしてくれぇ〜〜!!

 

 

 

 

秋月香夜様のコメント

 

はい。皆さんで・・・「なんじゃこりゃぁ〜!!」(笑)もうカプなんてあったもんじゃない。

最初は、真一朗×空のはずだったのです!なのに・・・夜が出てきて(やっぱ好きだから?)しまいには、書けないから出さないと思っていた水都。そして最後には直までぇ〜!!(わたわた)直なんて攻め直ではない予定だったのに。(てかそこまで考えてなかった)

オチに悩んだら・・・なぜか(汗)コレは、直攻め好きの方の影響でしょうかね?(苦笑)

え〜この話は、”Possessive”よりも後の話なので・・・空君は直に抱かれた後になります。

(マジかよ)ってか今決めたっ!だから空君も「また」と言ってるわけですね。(ほんとかよ)でも、コレって空総受け・・・というかモテモテ(?)話になるんでしょうかね?(ははっ)疑問に思っていたこと・・・まあ、あんなに数学苦手だった空がナゼ!?ってことなんですが。

問題解決したのか?(苦笑)まっ!それだけ空君が必死こいて頑張ったということでしょう。てかタイトルそのまんまだし!(爆

もっとひねろよ、自分!(タイトル苦手〜)

 

あ、いらないと思うんですが、いちよう予告(?)通り”フリー小説”となっております。

もし「お持ち帰りしたい!」という奇特な方がいらっしゃいましたら

掲示板にご報告お願いします。歓迎いたします!(笑)

・・・・てかこんなんいる奴いるんかい!って感じ〜。

ああっ!長くなりすぎてしまったのでこのへんで。

 

 

 

コメント

秋月香夜さんのサイトでフリー小説だったのを頂いてきました!最近密かにイイナ〜と思っている直空もあって即お持ち帰りを決め込みました。報告は遅かったのですが、OK貰ったので載せちゃいまいましたv

何でか直の方がたくましく見えてしまいどうも空の方が受に見えて仕方ないです。特に4とか…直さんキレイ&格好良くなって帰ってきましたしね!男らしさが出てますし(笑)

ちょっと脱線してしまいましたが、香夜さん素敵なお話ありがとうございます!

秋月香夜様のサイトにはリンクページから行けます。